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パナソニック台湾55周年記念式 台湾だけでなく全世界を視野に販売

パナソニック台湾の55周年式典で、今後の展望について語るパナソニック台湾グループの洪裕鈞董事長 (左)、林淵伝総経理(右)。

パナソニック台湾の55周年式典で、今後の展望について語るパナソニック台湾グループの洪裕鈞董事長 (左)、林淵伝総経理(右)。

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 パナソニックの海外グループ会社「パナソニック台湾」が設立から55周年を迎え、10月2日に記念式典を開いた。

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 式典の中で、林淵伝総経理は「今後は台湾だけでなく全世界を視野に発展したい」と抱負を語った。「2017年はパナソニック台湾グループの投資の年。投資額はこの10年間で最高となる予定。2017年度は営業収益340億元、2020年度には営業収益400億元を目指す」としている。

 パナソニック台湾は1962年、台湾政府によって海外からの投資が解禁された後、初めて政府の認可を得た企業。当時、パナソニック台湾創設者洪建全とパナソニック日本(当時は松下電器産業)で1千万元を共同出資し設立された。

 設立当時は日本側の持株が6割、洪一族が4割だったが、現在は日本側7割、洪一族が3割。昨年、前任の董事長である洪敏弘さんが退任し、おいに当たる洪裕釣さんに、その座を譲っている。式典には洪敏弘さんも出席した。

 林淵伝総経理は「来年には日本のパナソニックも100周年を迎えるが、パナソニック台湾も100年続く企業となるべく邁進していきたい」と抱負を語った。

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