今週末はクリスマス。クリスマスといえば、恋人たちにとって欠かせない一大イベントの一つですね。日本では街がクリスマスムード一色になりますが、台湾は日本ほどクリスマスムードが漂いません。そのため「愛に情熱的なはずの台湾人は、クリスマスは恋人と過ごさないの?」なんて思われる方もいるみたいですが、果たしてその実態はどうなのか、今の若者のクリスマス事情を確かめるため調査することに。
そこで、国立台湾大学の最寄り駅であるMRT公館駅の駅前で300名の20代前半の男女を対象に「今年のクリスマスは“誰”と過ごす予定か」について街頭調査を実施しました。
調査の結果、「1人で過ごす」と答えた人が半数を超える54%、「友達と過ごす」が34%、「恋人」が6%、「家族」が3%、「大人数のパーティに参加」が3%、という結果に。
意外にも一番多かったのは「ひとりぼっち」と答えた人。およそ2人に1人はひとりぼっちで過ごすことが分かり、寂しい結果となりました・・・。
「ひとりぼっち」と答えた人に理由を聞くと「特に予定がない」「恋人と過ごしたいけど相手がいない」という理由が多くを占め、恋人と過ごしたいけど過ごせない、そんな台北の若者の世知辛い恋愛事情が浮き彫りに・・・。
その次に多かった「友達と過ごす」。約3割を占めましたが、その理由については「恋人がいないから」と答える人が最も多かったほか、「仲の良い友達と過ごしたい」と答える人もいました。
そのほかの「恋人」、「家族」、「大人数のパーティに参加」は少数派でした。
今回の街頭調査の結果を受け、台湾にも恋人と過ごすという風習はありますが、相手がいないこと等を理由に、ひとりぼっちや友達と過ごす人が主流のようです。
彼女の送り迎えをしたり、夜中でもお腹が空いた彼女のために夜食を買って届けたり、 愛情表現が豊かで情熱的であることから「アジアのイタリア人」と呼ばれる台湾人男性。本領を発揮して”暖かい”クリスマスを過ごしてほしいですね!
(text:編集長BAMBI)
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