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インタビュー:台湾から日本へ、日本で羽ばたくBUGVEL GUNOさんの素顔と夢

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 BUGVELは、日本と台湾のメンバーで構成されたダンスボーカルグループで、メンバーはそれぞれの地域の特徴やスキルを生かし、日本と台湾のファンからの支持を集めている。音楽リリースやライブパフォーマンス、イベント参加を通じて、国際的なファン層を広げている。今回はBUGVELでグループ唯一の台湾出身のGUNOさんに話を聞いた。

——台北経済新聞の読者に向けて自己紹介をお願いします。
GUNO: 台北経済新聞をお読みの皆さん、こんにちは。BUGVELというグループで活動しているGUNOです。よろしくお願いします。

——早速ですが、音楽活動を始めるきっかけになった出来事を教えていただけますか?
GUNO: きっかけはジャスティン・ビーバーです。「Baby」のミュージックビデオを見て、歌手になりたいと思ったことです。

——きっかけはジャスティン・ビーバーさんということですが、他に影響を受けたアーティストの方はいますか?
GUNO: はい、ONE OK ROCKです。中学生の頃に音楽の先生が教えてくれて、当時調べてみたら、彼らのスタイルに魅了され、そこからファンになりました。日本に行った後も、2回ほどライブに行きました。

——今までに2つのサバイバル番組に出演しするなど、日本で活動する上でさまざまな経験をしたと思いますが、音楽活動の中で最も大変だったこと、そして最もうれしかったことを教えてください。
GUNO: 大変だったことは、やはり日本語です。ファンの方と交流するイベントでは、日本人のファンの皆さんが話すスピードが結構早く、その上時間も限られているので、限られた時間内でコミュニケーションを取るのが少し大変です。サバイバル番組中は時間がないので、ご飯を急いで食べなければならなかったり、たくさん食べられなかったりしたことが大変でした。それと、携帯も触れなかったです。大変なことはありましたが、タイや韓国、アメリカなど、多国籍の新しい友達がたくさんできてうれしかったです。

——それでは、音楽活動の中でダンスや歌の練習をすると思いますが、同じようにGUNOさんは今、日本語の授業を受けていますか?
GUNO: 今は授業を受けていません。メンバーや友達と話しながら、その中で日本語を学んでいます。

——先ほど少しご飯の話が出てきましたが、日本と台湾それぞれで一番好きな食べ物は何ですか?GUNO: 日本ではとろろそばが好きです。あのツルツルとした感じが好きで、すごくおいしいです。台湾だとルーロー飯が好きです。最近、おいしいルーロー飯の店を家の近くに一軒見つけました。あとは、台湾式焼きギョーザも好きです。

——次に、今までリリースされた楽曲の中で一番思い入れのある曲を教えてください。
GUNO: 一番思い入れのある曲は、最近リリースされた「Clover」という曲です。「Clover」は日本語バージョンと英語バージョンの2バージョンがあります。日本で活動する時は日本語バージョン、海外で活動する時は英語バージョンで歌います。以前、海外でステージを披露した後の日本でのステージで、歌詞を間違えて英語バージョンを歌ってしまったことがありました。

——最近、音楽活動以外の時間でハマっていること、または挑戦してみたいことはありますか?
GUNO: 最近ハマっているのは、愛犬のジェシーをかわいくおしゃれにコーディネートすることです。洋服屋さんで赤ちゃん用の洋服を買って、ジェシーに着せています。挑戦してみたいことは演技です。ソロのイベントをやってみたいという気持ちもあります。今までずっとグループで活動してきたので、ソロ活動にも挑戦してみたいと思っています。

——GUNOさんが考える日本の魅力は何ですか?
GUNO: 日本の魅力は、人が良いところだと思います。以前、僕が飼っている愛犬のジェシーを日本に連れて行った際、芸能界の友達ではなく、ジェシーを通して出会った友達がたくさんできました。皆さんが親切で外国人にも優しかったので、すごく感動しました。

——私たち日本人も台湾で生活していると、台湾の人々はとても親切だと感じます。
GUNO: 最初にジェシーを連れて行かなかった時は少し距離がありましたが、ワンちゃんを通して段々とみんなと距離を縮めることができました。日本人は少し恥ずかしがり屋な人が多い気がします。元々、台湾に住んでいる私の犬友達とメッセージアプリでグループチャットを作っていて、日本でも同じようにグループチャットを作りたいと思いました。でも最初に日本の友達にグループチャットを作るか聞いたとき、みんな恥ずかしがっていて遠慮しておくという感じでした。台湾ではすぐにLINEを交換して、グループに入るのが普通なんですが、日本では時間がたって仲良くなってからではないといけないみたいですね。

——現在、日本でもジェシーを通してできた友達は多いですか?
GUNO: はい、すごくたくさんいます。

——そうなんですね。ジェシーはGUNOさんと一緒に日本や台湾、いろいろな場所を一緒に旅しているんですか?
GUNO: はい、そうです。ジェシーとは日本でもいろいろな場所に一緒に行っていて、最近では浅草に散歩に行きました。

——次に、日本での思い出や思い入れのある場所を教えてください。
GUNO: やはり浅草です。前回のライブの際に家族が初めて日本に来たのですが、その時にも家族を浅草に連れて行きました。

——皆さん浅草を楽しんでいましたか?
GUNO: はい、母は古い寺を見るのが好きなので、満足していたようです。父は浅草の食べ物が気に入ったようでした。特に2人とも仲見世通りを気に入っていました。

——次に、ファンの方にお薦めしたい台湾のグルメを3つ教えてください。
GUNO: 1つ目は牛肉麺、2つ目は焼きギョーザ、3つ目はかき氷です。僕の好きなかき氷は、バナナ味のシロップがかかったもので、自分の好きなトッピングを4つ選べるのですが、僕はいつもブドウ味のナタデココ、ピーナツ、小豆、仙草ゼリーの4つを選びます。皆さんにもこの4つのトッピングをお薦めします。
GUNO: あと、日本人の皆さんが台湾に旅行に来たら、台湾のコストコに行くことをお薦めします。なぜなら、いくつかの商品は日本では売っていません。僕はグアバレモン茶が好きなのですが、その商品も日本のコストコには売っていないのです。

——今後どのような活動を通して台湾と日本をつなげていきたいと考えていますか?
GUNO: 台湾で行われている日本のお祭りのようなイベントに参加してみたいです。

——ファンの方との交流で特に印象に残っているエピソードはありますか?
GUNO: 毎回どの公演にも来てくれるファンの方がいるのですが、日本人の方はみんな恥ずかしがることが多い中、そのファンの方はいつもハイテンションで、名前を呼んでくれたり、一緒に盛り上がってくれたりして、僕たちを支えてくれています。それが僕にとってすごく感動的で、やはり音楽を楽しんで、一緒に盛り上がるのが一番だと思います。

——今年開催された「Dream Gate 02」について、実際に公演してみた感想をお聞かせください。
※「Dream Gate 02」とは、DREAM PASSPORT所属アーティストが総出演するエンターテインメントショー
GUNO: すごく気持ちよかったです。今回初めてライブバンド形式でパフォーマンスをしたのですが、それが本当にすごく新鮮で、新しい経験でした。また、ファンの皆さんも「ライブバンドがすごく良かった」と言ってくれました。新曲「BPM」を初めて披露した際にも、ファンの皆さんが「すごく良かった」と言ってくれて、とてもうれしかったです。自分たちもファンの方たちもみんなが楽しめて、本当に楽しい時間を過ごせました。

——BUGVEL、そしてGUNOさん自身のこれからの目標やビジョンは何ですか?
GUNO: もっと海外のステージでパフォーマンスしてみたいです。日本だけでなく、海外にも挑戦していきたいと思っています。

——最後に、GUNOさんにとってのBUGVEL、そしてREBRAとはどういう存在ですか?
※REBRAとは、BUGVELのファン名
GUNO: BUGVELは僕にとって2回目の人生のようなものです。新しい挑戦をし続け、もっと頑張りたいと思っています。死ぬまで努力を続けたいです。REBRAは僕たちにとって「バッテリー」のような存在です。皆さんのおかげでエネルギーがチャージされます。
GUNO: 最後に、今までずっと応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。皆さんがあってこその僕たちなので、これから100年でも何年でもずっと一緒に頑張り続けたいです。最後まで一緒に進んでいきましょう。台湾のREBRAの皆さん、今後は台湾での活動をもっと増やしていきたいと思っているので、これからも応援していただけたらうれしいです。

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