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くら寿司が台湾・新竹に初進出 「新竹経国路店」出店へ、年内に5店舗拡大予定

同13日にオープンした台湾新竹市の1号店となる「新竹経国路店」

同13日にオープンした台湾新竹市の1号店となる「新竹経国路店」

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 回転ずしチェーン「くら寿司」は2月13日、台湾新竹市の1号店となる新竹経国路店をオープンする。

今年は台湾北部と中部で計5店舗拡大する予定

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 1977(昭和52)年5月に創業した同社は、「安全、美味(おい)しい、安い」を基本理念に全世界400店舗以上を構える。台湾には2014年に進出。進出後4年で10店舗を拡大した同社は、11店舗目をIT企業が集積し、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹市に初めて出店した。

 新竹に出店した理由について、同社担当者は「家族や団体客をターゲットにしているが、新竹エリアは台湾で家庭の消費が最も多いため、進出を決めた。今回オープンする場所は、交通が盛んな通りで、団体客の来店も同時に見込んでいる」と話す。さらに新竹エリアの特徴として、「新竹で働く人は平日休暇の人が多いため、平日の売上を底上げできる」と見込んでいる。

 今回オープンする同店では、くら寿司の「産地直送」の理念を引き継ぎ、同店の近くにある漁港で取れた旬の魚を使い提供する予定であり、同社担当者は「新鮮で旬な魚に体温と同じ温度の酢飯を使用し提供することで、新竹エリアの人々に新しい体験を味わってほしい」と期待を込める。

 今後の出店について、今後も積極的に店舗展開を行い、本年中は台湾北部と中部で計5店舗拡大する予定としている。

 営業時間は、平日=11時~22時30分、土曜・日曜・祝日=10時30分~22時。

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