10月1日の「国際コーヒーの日」に合わせ、台北珈琲館の文化影響力を示すため、9月30日と10月1日の2日間、台湾大学正門の大学広場でイベント「台北国際コーヒーフェスティバル(台北国際珈琲節)」が開催された。
「珈琲や 台北松山工房」のオーナー前田諭史さんのコーヒーをドリップする姿には人だかりができた
同イベントは、日本のUCC(上島珈琲)やillyなどが参加。その他にも、台湾に店を構える約30のコーヒーショップやロースターが会場に集結した。「シンプル カッファ(Simple Kaffa)」「カフェ ソール(CAFE SOLE)」など、台湾の人気コーヒーショップのブースには行列もできた。
中でも、三鷹・中野・東小金井・西国分寺・八王子に店を構える「珈琲や」のオーナー、前田諭史さんがドリップするコーヒーには、出店ブースの中で一番の人だかりができた。「珈琲や」は昨年12月、台北市松山に台湾1号店を出店し、台湾国内でも知名度を上げている。
会場では同フェスの記念バッジ(101元)も販売。購入特典として、台北にあるコーヒーショップで同バッジを見せることで割引利用できたり試飲ができたりする。記念バッジは各ショップでも販売。
10月1日には柯文哲台北市長も駆け付け、「台湾のコーヒー文化をみんなで盛り上げていきましょう」と呼び掛けた。