今年設立20周年を迎えた、日本の出版社「KADOKAWA」の台湾における現地法人「台湾角川」が、台湾を代表するデジタルエンターテインメント会社「GAMANIA」と共に新会社「我傳媒(WalkerMedia)」設立した。
10月15日、微風南山ビル芸文センター(信義区)で開いた記者発表会で明らかにした。
今回発表されたワンストップサービスを提供する新プラットホーム「WalkerMedia」
台湾角川は出版社として1999年に台湾で設立されたが、2011年、ウェブにフォーカス。雑誌「Taipei Walker」「Japan Walker」でこれまで取り扱ってきた膨大な情報と、培ってきたブランド力を生かしたプラットホーム「Walker Land」の運営を開始。新会社では、ウェブに強いGAMANIAと手を組み、これまでの20年間で取り扱った「Taipei Walker」「Japan Walker」「Walker Land」の情報をベースに、台湾における情報サイトのトップを目指す。
総経理の陳威光さんは「WalkerMediaでは飲食・レジャー・イベントに関して台湾で最も人気のあるライフスタイル・グルメ・旅行に関する情報サイトを目指し、会員専用のお得情報や独占サービスも提供していく。我(個人)が媒(メディア)として傳(発信)するプラットホームとして、台湾旅行情報や日本旅行情報をさらに充実させ、2020年の東京オリンピックを一緒に盛り上げていきたい」と話す。