沖縄料理「南島 山喜屋」(中山区)が3月6日、リニューアルオープンした。沖縄和牛を取りそろえ、産地直送の和牛を提供する。
沖縄和牛を提供する「南島 山喜屋」がリニューアル 石垣牛そろえる
石垣牛は八重山群内で生産・育成された牛で、石垣産のサトウキビ・石垣の塩・クロレラなどを飼料として採用。もとぶ牛はオリオンビールのビールかす、その他配合飼料、乳酸菌、糖蜜などを独自に配合し、ストレスの少ない環境で飼育するなどの生産・育成方法を行っている。オープン前には、沖縄から牧場の関係者を招き和牛の取り扱い方を学ぶ勉強会も行った。
運営長の劉志輝さんは「台湾人は沖縄旅行によく行き、沖縄和牛の焼肉を食べる。その和牛を台湾で食べられるようにしたいと思ったのがきっかけ。しかし、台湾に輸入しようと思うと今までの規制では容易なことではなかった。そこで沖縄の自治体と商談を重ね、直送できるように働き掛け、やっと実現できた。この店を通して台湾と沖縄和牛をつなげていきたい」と思いを語る。
1階は沖縄食材を使った軽食やお酒を提供するバー空間、2階は日本スタイルの焼肉で沖縄和牛を提供する空間となっている。
営業時間は、1階・軽食スペース=12時~24時、2階・焼き肉スペース=18時~22時。