新光三越A8館(台北市信義区)の地下2階に3月1日、ポップアップストア「京都銘店」がオープンした。経営は総合商社「谷商店」(京都府京都市)の台湾現地関連会社「活力京都」(信義区)。
新光三越A8にポップアップストア「京都銘店」 京都ロスの緩和に
第1弾は「宇治式部郷」の煎餅と伊藤軒のどら焼きなど台湾人になじみのある和菓子をはじめ、台湾初の長期販売となる「クロッシェ」の飴(あめ)を販売。4月16日からは第2弾のメイン商品として京都・北山マールブランシュの「茶の菓」を販売する予定。その後、第3弾(6月1日~)で「祇園辻利」、第4弾(7月1日~)で「おたべ」で知られる美十の商品を、それぞれ目玉商品として販売する予定。
張馨文店長は「自由に日本に渡航できない大変な時期なので、京都を恋しく感じる台湾の方のために京都の土産をセレクトし、台湾に持ってきた。商品を通じて少しでも京都ロスを緩和してもらえれば。制服も特別に京都から取り寄せたものを着用しているので、京都で買い物をしているような雰囲気をとことん味ってもらえたら」と話す。
営業時間・店休日は新光三越A8館に準じる。出店は8月31日まで。オープンを記念して3月31日まで、購入客に日本製の「おみくじダルマ」を進呈している。同店は台湾のECプラットフォーム「Shopee」にも出店している。