台湾の交通部(日本でいう国土交通省)は10月16日、牛?地産土地開発股フン(にんべんに分)有限公司と正式に契約し、高鉄桃園駅前の土地に台湾最大のイケアを建設すると発表した。計画によるとオープンは2021年初頭。
交通部によると、同件は50年の地上権で、敷地面積は1.38ヘクタール、総投資額は60億台湾元を超える。完成すれば台湾で床面積最大のイケアとなり、家具や雑貨だけでなくスーパーや飲食店なども併設する予定。
高速鉄路(新幹線)桃園駅前は「高速鉄路桃園駅特定区」に指定される大規模開発エリア。現在、国泰人寿(キャセイライフ)が開発したアウトレット「華泰名品城(グロリア・アウトレット)」があり、2020年には横浜八景島が開発する水族館も開業する予定。
2017年3月に桃園メトロ空港線が開通し、桃園空港への移動も便利になるなど、今、台湾でも開発が進むエリア。そのエリアで台湾最大のイケアが建設されることとなり、台湾内で注目を浴びている。