政府が定めたコロナ感染拡大対策の条例で5月24日以降店内での飲食が全面禁止になったことを受け、香川発のご当地居酒屋「時々 JiJi」(台北市中山区林森北路)がテークアウトに特化した新メニューの提供を始めた。
香川発のご当地グルメ居酒屋「時々 JiJi」、 テークアウトに特化した新メニュー提供開始
これまで店内で販売していたメニューを大きく刷新し、在宅ワーカーなど1人でも注文しやすいメニューを開発した。人気の「骨付き鶏」を生かし、台湾のソウルフードともいえるスパイスの利いた鶏排(チキンカツ)HERO大鶏肌を4種類(プレーン=NTD150元、辛味=NTD160元、のり=NTD170元、チーズ=NTD200元)発売。豚のひき肉ととじ卵をふんだんに使った赤辛豚玉麺(NTD190元)や見た目にインパクトのある濃白牛加哩烏龍麺(ホワイトビーフカレーうどん=NTD250元)、まぜそばの「絶品月見拌麺」(NTD190元)などの麺料理を取り扱う。
テークアウトと宅配の時間は12時~15時と18時~21時の2部で、これまで行っていなかったランチ営業も開始。車で10分以内の距離であれば送料追加50元で宅配も可能。1回の注文が500元以上の場合も宅配料を無料にする。
大石学総経理は「在宅ワーク中の社会人とオンラインレッスンを受けている学生を元気付けられればと思い、試行錯誤して約十種類の新メニューを開発した。麺類のほか、こだわりのチャーシューを使ったバーガーやチャーハンもお薦め。ぜひ自宅で召し上がってもらい、自粛生活のアクセントにしていただければ」と呼び掛ける。