香港で最大のスイーツチェーン店「許留山」が台湾に再度出店することが分かった。台湾進出1号店は南京復興駅近くで、10月21日に正式オープンの予定。プレオープン期間は同13日~20日。有名店の12年ぶりの再出店に、台湾内飲食業界の高い関心を集めている。
同17日に行われたメディア向けの発表会で煌天国際董事長張国強氏が台湾限定の「超多芒小珍珠」(右)と人気メニュー「経典楊枝金撈」(左)をアピール。
同店は、マンゴーなどの果物と亀ゼリーを使ったスイーツと飲料で知られ、現在では中国に160店舗、香港に40店舗、マレーシアに20店舗、韓国に10店舗、全世界で250店舗を構える香港最大のスイーツチェーン店。創立は1960年代で、創立初期は屋台販売だったが、1992年に販売した「芒果西米撈」(マンゴー入りタピオカスイーツ)がブームとなり、大幅に店舗を拡大した。
今回の台湾への進出は2回目。1回目の出店時にも台湾内でブームを呼んだが、惜しくも12年前に閉店していた。今回はファン待望の再出店となるだけに台湾内での関心も高い。
同店では、台湾限定の「超多芒小珍珠」(Mサイズ=90台湾ドル、Lサイズ=120台湾ドル)を販売。マンゴー、ココナッツミルク、タピオカが入っている。
営業時間は、日曜~木曜10時30分~22時00分。金曜~土曜11時00分~23時00分。