沖縄県と沖縄リゾートウエディング協会が2月7日から、台湾人カップルに向けた「沖縄リゾートウエディング相談会」をオンラインで開催している。
昨年までは松山文創園区や華山1914文化創意産業園区などでオフラインのイベントとして実施していたが、コロナの国内感染拡大防止の観点から、今年は初のオンラインでの実施となった。
LA-VIE PHOTOGRAPHY/ Petit Wedding、TUTUリゾートウェディング沖縄 ButterflyStory、マーブルリゾートウェディング沖縄、沖縄ワタベウェディング、ギンザ クチュールナオコ、チャペルダイアモンドオーシャンら沖縄県内に拠点を持ち、中国語対応でリゾートウエディングを提供する6社が参加し、カウンセリングサービスを提供。イベント参加申し込みページでは、各事業者の情報とイベント限定優待の紹介や、体験談、実際の写真と、台湾人女性ユーチューバーとコラボした動画も公開。動画内で実際の相談会と同じように、オンラインで沖縄にいる各事業者とつなぎ、チャペルを見たり、リゾートウエディングへの疑問をクリアにしたり、ウエディングフォトを撮影できることを伝えたりするなどして、視聴者への相談会への参加を呼び掛けている。
沖縄リゾートウェディング協会事務局の上地明彦さんは「台湾から沖縄までの飛行時間は約1時間半で距離的にも非常に近い。日台間の往来が再開したらすぐにでも沖縄に来て、沖縄ならではのきれいな海でのリゾートウエディングを体験してほしい」と話す。台湾国内で結婚式を済ませたカップルにも、旅行で沖縄に来てそのうちの数時間を利用したウエディングフォトの撮影のみ行うプランも人気だという。
LA-VIE PHOTOGRAPHY/ Petit Weddingの山本真嗣さんは「コロナ前には年間約600組の台湾人の利用があり、30人以上の招待客を呼ぶ結婚式が台湾人に人気だった。今後のコロナの状況が不安だが、今回のイベントで成約したお客さまは、往来再開後に日時の調整ができる。コロナが落ち着いたタイミングで台湾の皆さまに、また安心して来ていただきたい」と話す。
今月28日まで。