台湾スターバックスは5月9日、6月の端午節に向け「スイーツちまき」の販売を始めた。
春節、中秋節と並び中華圏の三大節句の一つである「端午節」。台湾では古くからちまきを食べる風習がある。旧暦の5月5日に毎年祝日となり、今年は6月3日が端午節となる。台湾スターバックスでは、冷やして食べるちまきとわらび餅を含むスイーツギフトセットを取り扱う。
スターバックスの代表的なドリンクをちまきにした「モカココアちまき」「蜂蜜柚子(ゆず)紅茶ちまき」と、「タロイモピーナツサクサクわらび餅」「レモンチーズわらび餅」の4種類。わらび餅に限り、店頭で単品販売も行う。
5月27日までは事前予約特典で10%引きになる。販売は6月5日まで。
台湾市場限定の「胡麻(ごま)杏仁豆腐フラペチーノ」(中サイズNTD140元)も同日、販売を再開する。2020年夏に限定発売した商品が好評だったため、昨年に続き今年も夏季限定商品として登場するという。スターバックス広報担当者は「このフラペチーノが話題になり、これをきっかけにスターバックスに初めて来店するお客さまが過去2年で多数いらっしゃった。なじみのあるゴマに、なじみのある杏仁豆腐が合わさり、懐かしい思い出に浸れるという理由から毎年、人気が高く、今年も発売に至った」という。無くなり次第、販売終了。