台湾最大級の国際総合食品展示会「2023 台湾美食展(台湾カリナリーエキシビション)」が8月4日、台北世界貿易中心(台北世界貿易センタービル、信義区)で開幕した。
台湾国内外から飲食店、ホテル、農業組合など約600団体が参加し、会場では著名シェフによる料理講演やシュガーアート、野菜・果物彫刻アートなどのパフォーマンスが行われている。
日本からは茨城県、香川県、アイリスオーヤマ、エスビー食品など8団体14ブースが「日本美食館」エリアに出展した。オタフクソースと台北中山区・松山区に店を構える広島焼き専門店、赤鉄のコラボブースでは、来場者の目の前で鉄板での調理、販売を行う。初日には台湾観光協会の葉菊蘭会長、交通部の王国材部長、日本台湾交流協会の泉裕泰代表らが日本美食館を視察した。
日本美食館の出展をプロデュースしたエヌケービーの外谷敬之社長は「コロナ明けということもあり、台湾では日本旅行の熱が高まっている。今回の美食展を通し台湾の方に旅行先として日本をPRしたい。実際に食べてもらうことで、日本の伝統的な味を台湾の方々に知っていただき、広めていきたい」と意気込む。
開催時間は10時~17時。今月7日まで。