オークラホテルズ&リゾーツ傘下の「台北大倉久和大飯店(オークラプレステージ台北)」(台北市中山区南京東路)が岐阜県の和菓子店「関市虎屋」とコラボし、和菓子のギフトセット「四季雅章」を9月4日~10日限定で、販売している。オークラプレステージ台北開業11周年の一環で企画した。
日本の四季をイメージした桜、若葉、紅葉、白椿(つばき)のほか、日本と台湾の国花である菊と紅梅をかたどった和菓子6種入りで、価格はNTD1200元。館内のベーカリー「ザ・ナイン」で、1日50箱限定で販売。予約も受け付ける。
併せて、関市虎屋が手がけた「もなか」など和菓子3種を、ビュッフェ「コンチネンタル・ルーム(欧風館)」で今月9日まで提供している。
同企画のため訪台した関市虎屋の3代目店主、古田敦資さんは「日本の若年層が和菓子を食べることが少なくなってきた一方で、台湾では近年和菓子への注目度が上がっていると感じる」と話す。「台湾の方にはぜひ岐阜へ足を運び、和菓子など日本文化をもっと知ってもらいたい」と呼びかける。