台湾最大規模の旅行展「ITF台北国際旅展」が11月3日、台北市南港展覧館一館(南港区経貿二路1号)で開幕した。
世界104カ国・地域から国や都市、航空会社、旅行会社、ホテル、レジャー業などが1300ブース出展。韓国や香港、東南アジア、欧米諸国からの出展もある中、日本エリアは国地域別で最大で、地方自治体や企業などから60ブース以上が出展している。
4年ぶりに出展した阪神甲子園球場の高本穂乃花さんは「阪神甲子園球場は来年で創立100周年を迎えることもあり、球場の歴史や台湾とのつながりをもっと知ってもらえれば」と話し、「甲子園歴史館のチケット購入でユニホームを進呈しており、初日からチケット10枚を購入したお客さまもいた」と手応えを明かす。
北海道札幌市の宗岡真音さんは「札幌市は冬の雪まつりのイメージで知られているが、市内に6カ所あるスキー場や周辺の観光スポットをもっと知ってほしい」と話していた。
沖縄県の恩田悟さんは「沖縄は桜の開花が早く、日本で最も早く花見ができる場所として、春節(旧正月)の繁忙期に向けて台湾人にアピールしたい」と話す。宮古島のPRで訪台した岡崎謙人さんは、「冬のゴルフやスキンダイビングを宣伝し、台湾人旅客の誘致を拡大したい」と意気込む。
開催時間は10時~18時。入場券はNTD200元。今月6日まで。