南門市場（中正区羅斯福路一段）が11月16日、グランドオープンする。

南門市場の1階食品売り場は肉まんや干し肉などが売られていた

　南門市場の起源は日本統治時代にまでさかのぼり、食品店や飲食店が集まる市民の台所として親しまれた。1981年に同所に移設以降、2019年まで営業したが、リニューアル工事に伴い、付近の杭州南路二段に移設し仮設建物で営業を継続していた。今回、10月7日からの試運転期間を経て、約4年ぶりに同所で正式に開業する。

　建物は区役所に相当する中正区行政中心に併設されている。地下1階～地上2階部分が南門市場に当たる。地下1階は生鮮食品売り場、地上1階は総菜や乾物などを扱う食品売り場で、2階に飲食店と飲食スペースを設ける。店舗数は計254店。

　グランドオープンに伴い、商品券やNTD1000元の価値に相当する福袋（NTD499元）を販売する。

　営業時間は7時～19時。月曜定休。