台北・華山で12月17日から開催される蜷川実花さんの写真展「IN MY ROOM｜潮男群像展」に先立ち、同16日に記者会見が行われ、蜷川実花さんと台湾の芸能人・邱勝翊さんが出席した。

記者会見会場に駆け込む蜷川実花さんの様子

　彩豊かでエキセントリックな作風で知られる日本人写真家の蜷川さんは、台湾でも人気があり、昨年3月19日に台北当代芸術館MOCAで開催された写真展「蜷川実花展」には多くの人が訪れ、行列をなすほど人気を集めた。

　2回目となる同展は、42人の日本、台湾の著名人を撮り下ろし。被写体は、新井浩文、窪塚洋介、永瀬正敏、綾野剛、斎藤工、MIYAVI、渋谷慶一郎、菅田将暉、妻夫木聡、金子ノブアキ、松山ケンイチ、早乙女太一、大森南朋、竜星涼、玉木宏、猪子寿之、大東駿介、堂珍嘉邦、鈴木亮平、柄本佑、伊勢谷友介、三浦貴大、中村達也、瀬戸康史、浅野忠信、坂口健太郎、間宮祥太朗、成田凌、吉村界人、東出昌大、窪田正孝、登坂広臣、小林直己、NAOTO、神木隆之介、山崎賢人、菅田将暉、2PM、星野源、畢書盡Bii、劉以豪Jasper Liu、邱勝翊Prince Chiu（以上、敬称略）。

　同16日に行われた記者会見で、蜷川さんは「これまで30回以上台湾に来ているが、今回初めて街中で撮影することができ、とても充実した時間だった」と語ったほか、今回初めて撮影した邱さんについては、「彫刻のように圧倒的に美しく、ファインダーをのぞいて目が合うたびに『かっこいい！』と思いながら、幸せな気持ちで撮影させていただいた」と撮影時の心境を語った。一方、邱さんは蜷川さんについて、「お会いする前は世界で活躍する有名なカメラマンなので厳しい人なのではないかというイメージがあったが、実際に一緒に仕事をしてみると親切ですてきな人だった」と印象を語り、会場の雰囲気を盛り上げた。

　会場は、台北市華山1914文化創意産業園区にある華山 Laugh&Peace Factory。開催時間は11時～18時（入場は17時30分まで）。入場料は220元。来年2月25日まで。