日本発の焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RAPL」が12月22日、台北の新光三越信義A8にオープンした。
北海道のバターを使ったサクサクした食感のパイ生地(1箱4個=449台湾ドル)
今月20日に行われた記者会見には、製造・販売を行うベイクの経営陣も出席したほか、日本の人気店の台湾初進出に大勢の報道陣が駆け付けた。
会見で西尾修平社長は「交通量が多く、ラプルの良さが発揮できる場所に1号店を出店した。今後、日本や台湾をはじめとし、アジアに愛される製菓店を目指していきたい」と意気込みを見せた。
台北初進出を果たした同業態は2016年、東京・池袋に誕生したカスタードアップルパイ専門店で、現在国内5店舗を展開。北海道のバターを使ったサクサクした食感のパイ生地に、毎日店内で作る新鮮なミルクを使ったカスタードが特徴で、月間約25万個を売り上げている。台湾でも日本同様、店内でカスタードを充填(じゅうてん)し、焼き上げて販売する。価格は、1個=119台湾ドル、1箱4個=449台湾ドル。
日本のブランド名「RINGO」と英語でリンゴを意味する「APPLE」を掛け合わせて作った「RAPL(ラプル)」を、海外展開用のブランド名として採用し、今後は台湾を起点にアジアに進出したいとしている。
営業時間は11時~21時30分(休前日は22時まで)。