
香港や上海などアジアを中心に開かれた特別展「100%ドラえもん&フレンズ」が6月28日、華山1914文化創意産業園区(中正区八徳路一段1号)で始まった。
27日に記者会見が行われ、イベントのため訪台した、藤子不二雄さんの次女で、「藤子・F・不二雄プロ」社長の勝又日子さんが登壇。「世代を超えて楽しめる最大級のイベント」とアピールした。会見では、ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの5体の着ぐるみが登場し、会場を沸かせた。
会場入り口には同展で初登場となるひみつ道具「100%友達あつめすず」をモチーフとした巨大オブジェを設置、来場者を出迎える。
場内には、さまざまなコスチュームやポーズをしたドラえもんの等身大オブジェ100体以上が登場。藤子不二雄さんの作業机を再現した展示や、単行本がコンセプトのエリア、イラストの展示エリア、「のび太の恐竜」など大長編ドラえもん作品のエリア、ひみつ道具エリアを展開するほか、プロジェクションマッピングを使った展示も行う。ジャイアンが台湾で歌のコンテストに挑戦するという台湾限定のアニメ映像も上映している。
ほかにも、「パーマン」「コロ助」など藤子不二雄さん原作のキャラクターも一部登場する。
物販エリアでは、ぬいぐるみやフィギュア、書籍など30種類以上のグッズを販売。タピオカミルクティーを飲んでいるドラえもんをデザインしたマウスパッドや、キャラクターをデザインしたトートバッグ、クリアファイルなど一部台湾限定商品も販売する。
期間中、華山1914文化創意産業園区の敷地内には12メートルのドラえもん巨大バルーンも常設する。
営業時間は10時~18時。入場料はNTD490元。10月6日まで。