飲食チェーンの「串家物語」が2月10日、台北のCITYLINK南港店に「台湾1号店」をプレオープンする。正式オープン日は3月1日。
「まいどおおきに食堂」「つるまる」「かっぽうぎ」などの飲食店をチェーン展開するフジオフードシステムのグループ店となる同店。
30種類以上の串揚げやパスタ、サラダ、アイスクリームなどがビュッフェ形式の90分間食べ放題・飲み放題で、選んだ串を自分で揚げられるのが特徴。料金は、平日ランチ=490台湾ドル、平日ディナーと祝・休日=590台湾ドル。
台湾での経営は、家電などを販売する台湾大手の東元グループとフジオフードシステムが共同出資で設立した美楽食が行う。同店担当者は「串家物語は台湾で初の串揚げの食べ放題レストラン。日本と同様、若者や家族連れなどをターゲットにしている。台湾の方々に自分で串を揚げる過程を楽しんでもらえたら」と話す。
今後の出店計画として、本年中に新北市、台中市、高雄市に計3店舗拡大する予定という。「台湾各地の人々が日本に行かなくても食べられるようにしたい」と同社。
営業時間は、日曜~木曜=11時~21時30分、金曜・土曜=11時~22時。