台北・信義区の「微風信義」に6月20日、和食レストラン「菜な」がオープンした。
5種類のそばを楽しめる「そば宴席セット」(1800台湾ドル)
同店を経営するビー・ワイ・オーは、和食レストラン・居酒屋を展開。台湾への進出は2006年で、「和食えん」「おぼんdeごはん」「日本の食卓つくみ」の3ブランドを台湾に出店。4つ目のブランドとして、和食レストラン「菜な」を選んだ。
同社料理長の稲村健司さんは「菜なは東京・大阪・博多に6店舗を構えるおばんざいを中心とした和食レストランだが、台湾ではあまり見られないそばに注目し、そばを主力メニューにした」と話す。
台湾でも日本のおいしいそばを味わってもらうため、同社では北海道産小麦粉や北海道産石臼びきそば粉を使い、喉越しの良いそばとなるよう、「二八そば」製法を使用。そばを作る際に使う水は富士山の天然水とするなど、食材にこだわっているという。
同店では、そばを中心とした日本食のほか、日本各地の日本酒も取りそろえる。稲村料理長は「45階にある店内では、おいしい日本食や日本酒と一緒に台北市内を一望できる。すてきな空間を堪能してほしい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時。