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宜蘭で「西郷菊次郎」没後90年記念展 三代目子孫の薩摩焼展示も

「西郷菊次郎」没後90年記念展で展示予定の薩摩焼

「西郷菊次郎」没後90年記念展で展示予定の薩摩焼

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 西郷隆盛の長男として知られる西郷菊次郎の没後90年を記念した企画展「回顧祖父西郷菊次郎-西郷隆文、西郷等兄弟展」が6月8日から、宜蘭市文化センター(宜蘭市復興路二段)で開催される。主催は宜蘭県政府文化局、西郷企画営業部株式会社と実行委員会。

西郷堤防を記念し「西郷庁憲徳政碑」と刻まれた石碑

 1897(明治30)年から1902(明治35)年まで宜蘭県長官を務めた西郷菊次郎は在任中、宜蘭川の氾濫を防ぐ堤防(通称「西郷堤防」)や、宜蘭と員山をつなぐ「中山橋(同「西郷橋」)など、宜蘭のインフラ整備や教育に注力し、今の宜蘭の基盤を作った人物として知られる。

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 菊次郎が当時住んでいた元宜蘭庁長官舎は現在、宜蘭設治紀年館として残され、歴史建築物に指定されている。西郷堤防を記念し「西郷庁憲徳政碑」と刻まれた石碑も、今もなお中山橋横の堤防上に設置され、日本人にもあまり知られていない菊次郎の徳政を宜蘭の人々に語り継いでいる。

 今回宜蘭市の依頼で実現した同展では、菊次郎の3代目子孫に当たる鹿児島の兄弟陶芸家、西郷隆文さん・等さんの現代薩摩焼作品約100点を展示。祖父・菊次郎の過去の実績をたどり、日本と台湾の芸術交流を目的に開く。

 開催時間は9時~17時。月曜休館。入場無料。6月19日まで。終了後、台北でも開催予定(日時未定)。

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