沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローが12月20日、松山文創園区内台北文創会所(信義区)で「OKINAWA DAYS 沖縄セミナー・商談会in台湾2019」を開催した。
台北で沖縄をアピール 県とコンベンションビューローが沖縄観光イベント
沖縄県産業振興公社の仲本所長は「これまでにない新たな沖縄を再発見していただき、またゆったりとした沖縄時間の流れる雰囲気を堪能しながら、沖縄県の事業者と商談・交流をしていただきたい」とあいさつ。会場には沖縄から参加した15社の商談スペースや、沖縄文化体験コーナー、沖縄の食材を使ったグルメやスイーツ、泡盛などが楽しめる体験コーナーが用意された。
併せて、セミナーも行った。今年、「誠品生活日本橋」出店で日本進出を果たしたFujin Tree Group創立者である呉羽傑さんは沖縄の食材の魅力や、台湾食材との違いなどに着目した内容で講演し、宮崎悠キュリオス沖縄代表理事は「沖縄にしかない自然、動植物、魅力を台湾の人にも体験してほしい」と話す。
台湾で日本旅行に関する番組のMCを長年務めるタレントの?建恆さんは自らのポリシーを「日本の音楽やカルチャー、文化を台湾人に伝えること」と話し、「台湾人旅行者には沖縄で旅行をするのでなく『日常』のスイッチを入れ、自然体で沖縄を感じてほしい」と、沖縄と出合えた事への感謝を込めて台湾人参加者に伝えた。