インバウンドウェブマーケティングの「Cakehashiカケハシ」を運営する媒迪亞維博(信義区)が6月12日、台湾の旅行販売OTAサイト「KKday」を運営するKKday.com International Company(南港区)と業務提携した。
カケハシはKKdayの対日本正規代理店として「日本の食品や伝統をアジアに向けて発信、販売網を強化していく」ことを目的とし、今月より提携業務を行う。カケハシは9年前より台北に本部を置き、台湾から日本へのインバウンドプロモーション事業の販売促進を専門に手掛けてきた。
「台湾に居ても日本のものが食べたい」という消費者の声がコロナの影響で増加。併せて、これまで土産品として購入されていた日本の食品や伝統工芸品や雑貨なども、観光客の減少に伴い販売機会を逃している現状にある。双方のニーズに合わせ、日本に行きたくても行けない台湾人消費者のため、また台湾人の手に商品を届けたい日本の業者のために「物の動きを促進する」ことを目的に同プロジェクトを始動させた。
これを機に、KKdayが提供しているウェブのプラットフォームやアプリを活用することで、小ロットからの越境ECによるテストマーケティングや販売も可能になった。
カケハシは「台湾から日本へのインバウンド」「日本から台湾への物のアウトバウンド」の双方向けでアフターコロナに向けてPR支援を行っていく。