台湾で焼肉チェーン店「乾杯」「老乾杯」などを展開する「乾杯集団」が1月13日、リーズナブルな価格で和牛ランチを提供する「高木食堂」の2号店を東区内にオープンした。
実験店1号店を昨年6月、安和路にオープン。和牛を使ったカレーとハンバーグが台北の消費者にどこまで受け入れてもられるかどうか分からず、平日のランチタイムに営業していない店で半年間、試験的に営業。ふたを開けてみると好評で、特に日本人消費者からは日本のハンバーグと似ている」との声が多く、継続を決めた。
乾杯集団は元々、和牛が売りの会社。ランチタイムも、ディナータイムと変わらず40日間熟成した和牛を使用。看板メニューの「和牛ハンバーグ」(NTD300元)は台湾人に好まれる甘めの味付けの、乾杯の焼肉のたれを使ったソースと手ごねの100%和牛のハンバーグを、熱々の鉄板にのせて提供。「和牛カレー」は17種類のスパイスと子牛の牛骨だしを12時間煮詰めて調理。「和牛重慶麻婆豆腐」(以上NTD250元)は、一般的なトウバンジャンを多く使う台湾のマーボー豆腐とは異なり、サンショウ多めで重慶風味に仕上げている。
発起人の高木大成さんは「昨年末までの試験期間に食べに来てくださった皆さまへまず感謝の気持ちでいっぱい。当初は平日昼のみの営業だったが、今後は土日も営業するので、家族そろって来店いただければ」と呼び掛ける。
営業時間は11時~14時30分。