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台湾最大級の国際総合食品見本市「FOOD TAIPEI」 福島周辺産地食品輸入解禁後初

台湾最大級の国際総合食品見本市「FOOD TAIPEI」 福島周辺産地食品輸入解禁後初

台湾最大級の国際総合食品見本市「FOOD TAIPEI」 福島周辺産地食品輸入解禁後初

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 南港展覧館 (台北市南港区) 1館・2館で6月22日~25日の4日間、台湾最大級の国際総合食品見本市「第32回FOOD TAIPEI」が行われた。期間中、台湾国内外から780団体が出展し、2万8000人が来場。政府経済部国際貿易局主催、中華民国対外貿易発展協会TAITRAが執行。日本からは茨城県、栃木県、札幌商工会議所、鹿児島有機生産組合などが参加した。

台湾最大級の国際総合食品見本市「FOOD TAIPEI」 福島周辺産地食品輸入解禁後初

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 東日本大震災後、福島県を中心とする近隣都道府県の食品の台湾への輸入が禁止された。これまで日本酒しか台湾に輸出することができなかった茨城県は、今年2月に規定が解除されて以来、初めて同イベントへ出展。茨城県産米、常陸牛、しょうゆ、水産加工品、日本酒を、試食品や中文資料を用意しアピール。最終日には日本酒も販売した。

 常陸牛振興協会担当者は「茨城県が誇る銘柄牛『常陸牛』は、指定生産者の磨かれた飼育管理技術で育てられた黒毛和牛の中から、日本食肉規格の上位2等級に格付けされた最高級ブランド。近年、常陸牛の肉質は日本国内のみならず、アジアを中心に海外でも高い評価を得ている。多くの台湾人の方に食べていただければ」と話す。

 来場者からは「今までは日本酒以外は台湾に入って来られなかった茨城県食品について知ることができ、常陸牛や米などを自社で取り扱いたい」などの声も聞かれたという。

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