まねき食品(兵庫県姫路市)の「駅弁屋まねき」が10月31日、台北駅構内微風1階にオープンした。日本の駅弁店が海外で常設出店するのは今回が初となり、台湾内でも注目されている。
販売するのは「彩幕の内」(280台湾ドル)のほか、「99元BOX」(99台湾ドル)、「唐揚げ弁当」(150台湾ドル)など、計14種類。
手頃な価格で人気な「99元BOX」は、今回台湾人のために考えられた弁当。ご飯の上に人気の唐揚げが入ったボックスや、「トンカツBOX」「カレイの西京焼きBOX」「コロッケBOX」など、種類も豊富。
開店祝いの「招き猫弁当」(限定130個)の販売最終日となった同2日、招き猫弁当を求める来店客が長蛇の列を並び、開店からわずか1時間ほどで販売が終了した。偶然通りかかった台湾人の50代主婦は「日本の弁当は、鮮やかで奇麗で味もおいしい」と話し、同店の弁当を購入していた。