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プロ野球・楽天モンキーズの本拠地で福島PRイベント 風評払拭目指す

9日の試合に球場内で楽天ガールズとのパフォーマンスが披露された。峯岸ちひろ社長は左から2番目(写真提供=サクラ・シスターズ)

9日の試合に球場内で楽天ガールズとのパフォーマンスが披露された。峯岸ちひろ社長は左から2番目(写真提供=サクラ・シスターズ)

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 福島県産品や観光のプロモーションイベントが10月8日・9日、プロ野球チーム「楽天モンキーズ」の本拠地「楽天桃園棒球場」(中レキ区領航空北路1段)で行われた。

楽天桃園棒球場の大型ビジョンに福島の文字

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 福島第一原発事故の風評払拭や台湾との交流人口拡大が目的。もも棒、馬刺しポテトチップス、ナツハゼスカッシュなど15市町村の食品を試食・試飲できるPRブースを出展したほか、楽天モンキーズのチアリーダー「楽天ガールズ」とコラボし、球場内でパフォーマンスを披露した。

 8日の楽天モンキーズ対富邦ガーディアンズ戦では球場内の大型ビジョンで福島の観光プロモーション動画を3回上映し、被災地である15市町村の伝統、食など魅力を伝えた。来場者からは「原発災害地域なのに、こんなにきれいだとは思わなかった」などの声が聞かれた。

 イベントは、福島県産品の輸出を手がけるサクラ・シスターズ(福島県飯舘村)が主催した。峯岸ちひろ社長は「(被災地の)本当の情報を知る由がない方もいるので、正しい情報を皆さんに何度も伝えていけば、そう遠くない時期に良いイメージを持ってもらえるはず」と話し、「福島と台湾の間には定期航空路線の開設が決まっており、今後もゆっくり焦らずに福島と台湾をつなぐ活動をしていく」と意気込む。

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