地上から超高層ビル「台北101ビル」(信義区信義路五段)の展望台まで階段上がる早さを競う「台北101垂直マラソン」が10月14日、開かれた。開催は3年ぶり。
91階、2046段、高さ390メートルを駆け上がる同マラソン。世界17カ国・地域から3500人の参加応募があり、優勝者は、男子個人=マレーシア籍のソー・ワイチン選手(11分40秒06)、女子個人=趙瑞娟選手(15分51秒34)だった。優勝者にはNTD4万3,200元が贈られた。
台北101垂直マラソンは2005年に始まり、これまでに16回実施した。垂直マラソンの2024年ワールドチャンピオンシップは台湾で開催予定。
台北101の張学舜董事長は「台北101垂直マラソンはコロナ禍で3年連続で中止していた。今年は『We are WELL』をテーマに、健康と持続可能性にフォーカスした」と話す。