中山区林森北路にDJ居酒屋「八－HACHI－」がオープンして、11月で1周年を迎えた。

台北林森北路のDJ居酒屋「八」バータイムの様子

　居酒屋とDJバー両方の顔を持つ同店。18時～23時30分は居酒屋として、さまざまな料理をアルコール類と共に提供。23時30分～翌3時は雰囲気がガラリと変わり、DJバーとなる。照明を落とし、DJがかける音楽を聴きながらお酒を楽しめる空間となる。

　沖縄出身と東京出身のオーナーが経営する同店。店名について、「数字の8は縁起も良く、横に倒すと無限大とも読める。現在、未来を通してあらゆることにチャレンジしていこうという思いから命名した」と2人は話す。

　オーナーの一人、瑞慶覧朝士（ずけらん　ともひと）さんは約10年前に来台し、台湾企業や同じく林森エリアにある居酒屋「八百屋」に店長として勤めた後、昨年11月、同店を開いた。「主に20～40代の台湾人に多く利用いただいている。多くのお客さまに料理、お酒、そして音楽を楽しめる場所を提供するため、2年目も精進していきたい」と話す。

　DJとしても活動するもう一人のオーナー、渡邉レオンさんは18歳の頃、東京でDJ活動を始め、将来、海外に住んでDJをしたいという思いから同店を開いた。「『バータイムは音楽で勝負』という志で、林森エリアはもちろん、台北で一番音楽を楽しめる空間を作ることを目指している」と意気込む。

　1周年を記念し、6日～11日の6日間にわたってイベントを開いている。期間中、通常は18時～20時のハッピアワーを終日とし、Orion生ビールやハイボール、ワイン、日本酒などの酒をNTD88元で提供する。金宮焼酎のボトル、シャンパンなども店名にちなんで、それぞれNTD888元、NTD8,888元で用意。バータイムではゲストDJも多数参加する。

　営業時間は18時～翌3時。