東北地方の観光地や地域の魅力を伝えるPRイベント「日本東北遊楽日」が12月9日・10日、華山1914文創園区(台北市中正区八德路一段)で開かれた。
両日、岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・新潟県・仙台市や台湾の旅行会社、航空会社など49ブースが出展。伝統工芸品のワークショップを行う体験コーナーやステージパフォーマンスなども行われた。
イベントに合わせ、日本貿易振興機構(ジェトロ)は公益財団法人日本台湾交流協会と連携し、日本産水産物のPRを目的とした関連イベント「新鮮美味!日本海鮮祭」を同時開催。ホタテなど日本産水産物を用いた日本食サンプルを提供したり、台湾人シェフと協力しカニや生ウニなどを使った料理を披露したりした。
ジェトロの島田英樹総括審議役は「日本の海産物は新鮮で甘味や歯応えがあるのが特徴。台湾は日本と近いため、外国に居ながら日本と同じ新鮮さを感じてもらえるのは台湾ならでは。台湾人は日本の水産物をすしや刺し身など生で食べることが多いが、焼いたり他の食材と組み合わせたりするなど、いろいろな食べ方を知ってほしい」と話す。
ジェトロは来年3月末にかけて、飲食店やスーパーなどとも連携したPR活動を、台中・台南・高雄などでも実施する予定。