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「台湾国際食品と設備展」で福島県産品アピール 風評被害払拭に注力

サクラ・シスターズの峯岸ちひろ社長(左)

サクラ・シスターズの峯岸ちひろ社長(左)

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 台北南港展覧館1館(台北市南港区経貿二路)で11月17日~20日に開催された食品と加工機械などの見本市「台湾国際食品と設備展」に、福島県産品の輸出を手がけるサクラ・シスターズ(福島県飯舘村)と任意団体「福島農産物輸出女子会」が共同出展し、福島県産品をアピールした。

福島県飯舘村のナツハゼを使ったケーキ

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 ブースでは、洋菓子店「La・Famille」(台中市南屯区文心南五路一段)と共同開発した、飯舘村で採れたベリーの一種「ナツハゼ」を使ったケーキなど、福島県産品の試食即売イベントを行った。

 見本市では新北市のパン製造会社との商談も行われた。飯舘村のナツハゼを使ったパンの試作を経て、今後、同社にナツハゼを供給する予定だという。

 サクラ・シスターズの峯岸ちひろ社長は「いまだ福島といえば核被災や放射能のイメージが多いが、本当の情報を知る由がない人もいる。正しい情報を何度も伝えていけば、そのうち良いイメージを持ってもらえるのでは」と期待を込める。

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