書籍やライフスタイル雑貨などを取り扱う「誠品生活(エスライト・スペクトラム)」の誠品信義店(信義区松高路11号)が12月24日、閉店する。2006年から続いた約18年の歴史に幕を閉じる。
閉店に伴い、同店で実施していた書店スペースの24時間営業は、誠品生活南西店(中山区南京西路14号)が1月19日まで担い、誠品生活松煙店(信義区煙廠路88号)が1月20日から正式に引き継ぐ。書店の24時間営業は1999年に始まり、誠品の名物となっている。
誠品によると、週末の同店の来客数は延べ5万人を突破。16日は5万3000人に上った。3階では誠品信義店の過去を振り返る回顧展を実施しており、開催したイベントの数々の写真、書籍の年間人気ランキングなどを掲示。23日・24日には「阿爆(ABAO)」「宇宙人」「怕胖団」などアーティストらによるコンサートを1階の屋外広場で開催する。
同建物は大家である、食品や小売大手の統一集団が引き取り、百貨店として改めて開業する予定とされる。