ミシュラングループと台湾交通部観光局は11月6日に台北市内で記者会見を行い、2018年第1四半期をめどに「ミシュランガイド台北」を発行することを発表した。同ガイドブックの取り扱い地域は30エリアとなった。
記者会見には、ミシュランガイド地域代表のフェラウディー・ブルーノ(Bruno de Feraudy)さんと交通部観光局秘書の林坤源さんが出席した。
台湾では、2011年に観光地を紹介する緑のミシュランガイドが発行された後、レストラン、ホテルなどを紹介する赤のミシュランガイドの発行を期待する声も多かった。発表を受け、市民の間で話題になっている。
フェラウディーさんは「台湾はグルメの街として有名であり、その中でも台北はホテル、レストラン、その他B級グルメなどが高密度で凝縮された都市。ミシュランガイドを発行することで、台湾のグルメを国内外の美食家に伝えられたら」と抱負を語った。
「世界各地と同じ基準で台北市のグルメを評価するため、路上の屋台であっても選ばれる可能性がある。台北市には大勢が並ぶB級グルメが多数あり、調査員も並んで待つ必要があると思うが、それはその料理が高く評価されている証しである」とも。