野球のプレミア12で11月24日に台湾が初優勝したのを受け、台湾の飲食業などが一斉に記念セールを発表している。
台湾では、オリンピックなど国際大会で金メダルを獲得した場合、業者がこぞってセールを実施する慣習がある。今回台湾の野球トップチームが、プレミア12、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、オリンピックの三大国際大会を通じて初優勝したことで、飲食など小売業でお祝いムードになっている。
セブン-イレブンやファミリーマートなどコンビニ業界では、コーヒーの「買一送一(1つ買うともう1つ無料)」セールなどを発表。ケンタッキーフライドチキン、ドミノ・ピザ、CoCo都可、スターバックスなど飲食業界でも相次いで割引セールを実施。ECサイト大手「ショッピー」、テーマパーク「六福村主題楽園」、LCC「タイガーエア」なども記念セールに便乗する。
24日は台湾対日本の決勝で、林家正(米マイナー)のソロホームラン、キャプテンの陳傑憲(統一ライオンズ)の3ランホームラン後、4-0で日本を完封し勝利した。それまでの予選と本戦で2回、日本と対決しており、いずれも負けていた。台湾が三大国際大会に出場したのは32年ぶり。