
欧米を中心に開かれている企画展「Disgusting Food Museum」(中国語名:入口即地獄―口悪の食物博物館、仮和訳:食べれば地獄ーゲテモノ食品博物館)が6月28日より、松山文創園区「藝巷空間」(信義区光復南路133 号)で台湾初開催される。
「ゲテモノ食品博物館」が6月28日から松山文創園区で開催される
アジア初開催となる今回。世界5大陸・35カ国から集められた80種類以上の「奇妙な食品」を展示するスウェーデン発の企画展。
会場では、その独自性で知られるスウェーデンの「シュールストレミング」やアイスランドの「発酵サメ肉」、フィンランドの「サルミアッキ」、台湾人になじみ深い「臭豆腐」や「ピータン」などを展示。日本の「納豆」も展示予定だ。
国際的な文化背景の違いを深める同展。「まずい」は文化の違いに過ぎないという視点から、食の価値観を捉え直す内容となっている。
会場には、匂いをかいだり、試食もできたりする体験型コーナーを設置。「単なるゲテモノ収集にとどまらず、視覚・嗅覚・味覚を総動員して『おいしさとは何か?』を問い直す体験型イベントになっている」という。
開館時間は10時~18時。入場料はNTD370元。9月28日まで。