
東京・中目黒で誕生し、SNSを中心に「生ドーナツ」ブームの火付け役となったスイーツブランド「I’m donut?」のアジア初となる海外店舗が7月4日、台北市大安区敦化南路一段にオープンする。経営は、これまでにも「挽(ひき)肉と米」「MERCER BRUNCH」など日本発ブランドを台湾に展開してきた富錦樹グループ。
I’m donut?アジア初出店 フォトジェニックな店内と人気メニュー
「生ドーナツ」を看板商品に掲げる同ブランド。創業者の平子良太さんは、福岡のベーカリーで偶然生み出した揚げブリオッシュの食感に衝撃を受け、その体験を「これは本当にドーナツなのか?」という問いに昇華させてブランド名に込めたという。現在も全てのドーナツは店内で生地から手作りしており、低温で熟成させた生地を高温で揚げることで、独特の柔らかさとしっとり感を実現している。
台湾1号店では、東京本店の定番12種類に加え、「超台灣(チャオタイワン)」「バナナミルクティー」「フルーツパフェ」といったローカル食材を取り入れた台北限定フレーバーも登場する。
店頭ではオリジナルグッズも販売。マグカップやステッカー、帽子のほか、台湾限定Tシャツやキーホルダー、ポストカードなどもそろえる。中でも、日本のアートディレクター・吉田ユニさんがデザインした限定アイテムは、「ブランドの多様性や遊び心を視覚的に表現しており、スイーツブランドを超えたカルチャー体験としての魅力も打ち出している」という。
営業時間は10時~20時(売り切れ次第閉店)。