台北市政府が12月21日、柯文哲台北市長の就任3周年を記念し、市長を主役にしたミニゲーム「走ろう!台北」を公開した。
台北市長就任前は医者だったことから柯P(P=プロフェッサーの意)の愛称で親しまれる柯市長は、自身のフェイスブック上で「若手社員からミニゲームを通じて就任後の3年間の伝えたいと提案され制作した」と説明。自身は「若者が何を好きなのかますます分からなくなるが、最近変なものに注目が集まるので、同僚に任せようと思った」と、当時の気持ちを明かしている。
ゲームの内容は、「神秘の力によって襲撃された」という緊急事態が発生した台北市を背景に、主人公の柯市長が台北市内の12行政区を巡りながら台北市民の幸せや宝物を見つけ、台北市を救うというもの。ゲーム内では、台北市12行政区の名産が登場するほか、台湾の代表的なグルメであるショーロンポーや牛肉麺、大腸包香腸(台湾風ホットドッグ)なども登場。ユニバーシアード台北大会の開催や公営住宅の建設、忠孝橋につながる取り付け道路の撤去など、同市長が就任後3年間行った施策についても紹介している。
主人公として登場する柯市長が本人とそっくりな出来栄えとなっており、台湾内で評判を集めている。
柯市長就任3周年特設サイトのほか、柯市長のフェイスブックで公開。パソコンやスマートフォンで無料でプレーできる。