観光地として知られる「行天宮」の地下鉄駅近くに6月4日、台湾セブン-イレブンが「7-ELEVEN x BEING fitスポーツ複合店」をオープンした。
台湾でセブン-イレブンを運営する「統一超商」では2008年から、大型店、店舗のラッピングなど、さまざまな事業を展開してきた。今回は、同社を経営する統一グループ傘下のフィットネスジム「統一佳佳」とコラボした。
「統一佳佳」の陳ペイ蓉総経理は「米国やヨーロッパの運動人口は20%を超えたのに対し、台湾のフィットネスジムの浸透率は3%以下。休日に運動する以前の運動スタイルから、平日の空き時間を使って運動するスタイルに変化していることから、フィットネスとの融合施設を開設した」と話す。
1階はコンビニエンスストア、2階は広さ55坪のフィットネスジムで、運動器具40種類、シャワー室を備える。料金は、最初の1時間が100台湾ドル、その後1時間ごとに40台湾ドル。支払いは電子決済(icash)に対応する。
統一超商の應維さんは「現在2店舗目出店の準備をしている。1店舗目は、商業と住宅が混じりあうエリアにオープンしたが、今後も都心を中心に店舗を増やす予定」と話す。
営業時間は6時~24時。