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製茶会社「|龍団」が台北・信義に台湾茶専門店 炭酸入りのお茶も

泡がビールのような炭酸入りの台湾茶「気淬茶」

泡がビールのような炭酸入りの台湾茶「気淬茶」

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 製茶会社「|龍団」が6月4日、台北・信義に台湾茶専門店「|龍団」をオープンした。

台湾・信義区にオープンした台湾茶専門店「|龍団」の店内

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 同社創業者の林建宏さんは「台湾の若者の間で人気がある手揺飲(ドリンクスタンドで販売する飲料)や缶飲料などは添加物が入っているため、体に悪影響。台湾の人々に添加物がなく体に良いお茶を飲んでほしいという考えから起業した」と話す。2015年に会社を設立して以降、台湾茶の名産地といわれる台湾南部・南投県で茶葉の生産と販売に力を入れ、台湾茶を気軽に楽しんでほしいと信義区に出店した。

 出店とともに新シリーズ「気淬茶」の販売を開始。「気淬茶」は、自社開発した急速冷却加工で作った炭酸入りのお茶。林さんは「お茶もビールのように炭酸が入り、泡が立てば、口に刺激が加わりもっとおいしくなるという考えから新メニューの発案に至った」と話す。炭酸入りウーロン茶「気蘊四季」のほか、炭酸入り紅茶「気蘊紅香」(以上110台湾ドル)、炭酸入り凍頂ウーロン茶にモクセイを加えた「気蘊桂花」(130台湾ドル)の3種類を販売する。

 パッケージや室内のデザイン、ブランディングは台湾のデザイン会社PiliWu-Design創業者の呉孝儒さんにデザインディレクションを依頼。呉さんは、「元に戻るというブランド精神を基づいて、お茶をピュアで自然な状態に戻すという考えに基づき、「水」と「草」の要素を使いデザインした」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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