統一超商が経営する「台湾セブン-イレブン」が7月13日、台北・中山区の統佳店で生ビールの提供を始めた。
店員が注文を受けてからサーバーで入れる、生ビール「ザ・プレミアム・モルツ」
同店で販売するのは、「ザ・プレミアム・モルツ」(300ミリリットル=99台湾ドル、420ミリリットル=120台湾ドル)で、店舗で入れたての生ビールが楽しめるよう、日本のサントリー生ビールサーバーを導入。レジで18歳以上であることを確認し、決済後、店員がビールを注ぎそのまま客に提供する。
今回の生ビールの販売について、統一超商の應維さんは「夏はビールのシーズン。販売状況を見ても、台湾で最も暑い6月から9月の販売量は冬に比べて80%増。特に金曜日の夜や休日の売上は平日よりも多い」と話す。今回ビール販売を始めた統佳店はジムとコンビニが融合したスポーツ複合店で、さらに観光地の「行天宮」が近くに位置し、近隣に住宅街があることから、サラリーマンや近隣住人、観光客、運動後の消費者の利用を見込む。
昨年4月に、同社が台湾の定番ドリンクで、街中のドリンクスタンドで販売されている「タピオカミルクティー」の販売を始め飲料業界に積極的に進出したばかり。タピオカミルクティーに続き、今回生ビールの提供を始めたことで、台湾内で注目を浴びている。
同店は24時間営業、年中無休。