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統一時代百貨台北店に「餃子の王将」台北1号店 新コンセプト業態で出店

「餃子の王将 統一百貨台北店」開店時記者会見の様子

「餃子の王将 統一百貨台北店」開店時記者会見の様子

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 統一時代百貨台北店(台北市信義区)に4月27日、台北初出店となる「餃子の王将」がオープンした。日本最大の中華料理チェーン店を展開する王将フードサービスが2017年に設立した100%子会社、王將餐飲服務股?による現地直営店の3店舗目。

「餃子の王将」台北1号店 店内の様子

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 日本国内で王将フードサービスは2016年より、「餃子の王将」業態のほか女性をメインのターゲットにした新コンセプト業態「GYOZA OHSHO」を展開している。その旗艦店となる「GYOZA OHSHO 有楽町店」(東京都千代田区)が3月に出店。台北1号店は、このスタイルをほぼそのまま取り入れ、日本と台湾で同時に新たな王将スタイルを提案する。

 台北1号店のコンセプトは、「日本人には日常食となった王将の料理が進化発展し、それをくつろぎと特別感のある空間と共に提供する、台湾人にも日本人にも新たな発見がある店」。独自の内装や制服、日本らしい出汁(だし)をふんだんに使った料理、健康に配慮した料理などを特徴とし、定番メニュー料理のほか同店と有楽町店のみで提供する特別メニューも数多くそろえる。

 これまではなるべく日本の味を再現するために日本の食材を持ち込むなどして日本のやり方を踏襲してきた。しかし熱帯気候の台湾において、全てを日本のやり方そのままでは品質が安定しないことも分かり、台湾で流通する食材を生かした料理メニューの開発や食材の流通等についても模索してきたという。

 今回、大量生産しても品質の安定化が図れるセントラルキッチンを新たに台南に設けたことで、熱帯気候の台湾においても品質を安定させることができる冷凍技術の確立と商品開発に取り組み念願だった台北進出を果たした。

 主なメニューは、「焼きギョーザ」(6個75元)、「王将特製天津飯」(190元)、「焼きめし」(175元)、「回鍋肉」(195元)など。「アサヒスーパードライ」(100元)、「ウーロン茶」(50元)などのドリンクメニューも選べる。

 営業時間は11時~21時30分。

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