大葉高島屋(台北市士林区忠誠路二段)で1月10日~12日の3日間、五所川原市単独では初となる「青森県まるごと五所川原フェア」が開催された。
大葉高島屋で「青森県まるごと五所川原フェア」史上最大の試食祭りで市長も来場PR
11日にはインフルエンサー哈日杏子さんをMCに招きセレモニーを開催。津軽三味線まんじ会の3人による三味線の演奏、五所川原-台湾友好のテープカット、立佞武多の面の書き割りパフォーマンス、観光PR動画の公開、立佞武多囃子のパフォーマンスが行われたほか、佐々木孝昌五所川原市長が「台湾が大好き。今後も、このようなイベントでたくさん交流していきたい」と話した。
会場には、日本からコンテナ輸送して運び込まれた高さ4.6メートルのミニ立佞武多もライトアップ展示。五所川原市のゆるキャラ「ごしょりん」も登場し、台湾の子どもたちと交流した。
物産展では、リンゴの試食販売、五所川原ならではの果実まで赤いリンゴを使ったジュース、ジャム、ドライフルーツ、麺等の販売、五所川原農林高校の高校生が栽培した紅玉りんごを使ったジュースやジャムを、実際に作った高校生が紹介。店頭で台湾人購入客とも交流した。五所川原名物のストーブ列車にちなんだ石炭クッキーは店頭で焼き上げ、山芋を使った丼物などの店頭調理型の食品も販売した。食品全般の輸入を担当した青森通商の鳥谷部社長は「史上最大の試食祭りとして、台湾の消費者にたくさん試食してもらい、本当に気に入った物を購入していただきたい」と話す。
会場には金魚ねぶたの色付け体験コーナーや青森県観光のブースも設け、多くの家族連れでにぎわった。
営業時間は11時~21時30分(休前日は22時まで)。立佞武多は2月10日まで、大葉高島屋地下1階の中庭広場に展示する。