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台北101近くにマッサージ「東河足體所」3号店 開業から2カ月、客足徐々に回復

台北101近くにマッサージ店「東河足體所 信義店」(信義区)がオープンして2カ月がたった。

台北101近くにマッサージ店「東河足體所 信義店」(信義区)がオープンして2カ月がたった。

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 大阪府東大阪市の整骨院「とうこう整骨院」の分店であるマッサージ店「東河足體所 信義店」(信義区)がオープンして2カ月がたった。東河足體所は今年11月に開業6年目を迎える「東河足體所 大安店」(大安区)の他、親子でも利用してほしいと開いた2号店「東河親子SPA」(大安区)を経営する。

台北101近くにマッサージ「東河足體所」3号店 開業から2カ月、客足徐々に回復

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 店長の百世さんは兄と開業した大阪の「とうこう整骨院」で約8年間、鍼灸(しんきゅう)師として技術を磨き、さらなるステップアップを目指しマッサージの本場である台湾で技術を磨くため台湾へ留学。語学学校へ通いながらマッサージ店で経験を積んだ。現オーナーである台湾人の夫とは、マッサージの技術教室で出会い結婚。元々自分の店を開きたいと夢見ていた百世さんは、産後職場復帰のタイミングで夫と共同で1号店となる大安店を大阪の分店としてオープンした。

 現在は2児の母でありながら、毎日店頭に立ち仕事と家庭を両立した生活を送る百世さん。昨年は台湾で働くママとして、テレビ番組「魅力妻 in Taiwan」に取り上げられたこともある。信義店は4月、3号店として営業を開始。開店当初はコロナによる自粛期間中だったため台湾人の客足も伸び悩み、観光客ゼロという厳しい状況だった。そこで、地元の人に安心して来店してもらえるように、コロナ対策として、入店時の体温測定・消毒、施術前後の使用済みベッド・椅子のアルコール消毒を徹底。マッサージ店は濃厚接触の場と懸念されるため、店内換気などの対策を施した。台湾政府のコロナ対策も後押しし、客足は徐々に回復している。

 百世さんは「日本語対応可能な店だが、開業当時から地元に愛される店舗経営をモットーとしてきた。衛生面はもちろん、マッサージをするだけでなくアットホームな環境作りを心掛けている。言葉の壁を感じさせないよう、自らお客さまやスタッフと多くコミュニケーションを取ることで、自然と信頼関係を築いていけるよう努めてきた。日本スタイルの接客を指導しているが、日本スタイルを無理強いさせるのではなく、台湾の仕事習慣を尊重し寄り添いながら、お客さまにリラックスしてもらえるような職場作りに日々奮闘している」と話す。

 3号店開業について、「台北101から徒歩圏内で、観光客も利用しやすく、ビジネス街でもあるので台湾の方にも仕事の疲れを癒やしてもらえるよう、この場所を選んだ。当店の施術で明日への活力となるようなリラクセーション空間を今後も提供していきたい。たくさんの方から愛され、台湾を代表するような店を目指していきたい」とほほ笑む。

 主なメニューは、足つぼマッサージ(40分NTD680元、70分NTD1,300元、100分NTD1,800元)、ボディーマッサージ(30分NTD660元、60分NTD1,300元、90分NTD1,800元、120分NTD2,400元)、その他、足つぼとボディーマッサージとを組み合わせたセットメニューや猫背コース、産後骨盤コースもある。

 信義店の営業時間は10時~24時。

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