8月末にオープンした台湾発の高級食パン店「niko bakery 日香高級吐司専門店」(台北市大安区)が12月15日、ホリデーシーズン限定の「黄金吐司ゴールデン食パン」の販売を始めた。
台湾発高級食パン「niko bakery」、ホリデーシーズン商品を限定販売
日本ではコレド室町テラスに店舗を構える台湾料理レストラン「フージンツリー(富錦樹)」などを手掛ける「富錦樹集団」傘下の同店は、日本で生食パンに魅了されたオーナーの呉羽傑(Jay WU)さんと台湾の有名パン職人、武子靖さんが2年以上の研究期間を経てオープンに至った。
呉さんは「期間限定の食パンは、イタリアのクリスマスの定番といわれている伝統菓子『パンドーロ』をヒントに半年前から開発。水分を全く使わず、大量の卵黄と発酵バター、ヨーグルトを使って作るパンドーロの製法を食パンに取り入れた。原料の小麦は日本から輸入したものを使い、店頭で焼き上げたできたての食パンを販売している。食パンの焼き印にもなっている女の子のキャラクターと『niko』の店名は自身の娘をモチーフにしたもの。台湾発のオリジナル食パンを、ぜひ多くの日本人の方にも食べていただければ」と話す。
価格は1斤NTD250元。1日200個限定。販売は来年2月28日まで。オンラインで事前に予約後、店頭で受け取る。
営業時間は11時から売り切れまで。