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「九鼎鉄板焼」がホリデーシーズン向け新メニュー、スペイン・日本の味を再現

「九鼎鉄板焼」がホリデーシーズン向け新メニュー、スペイン・日本の味を再現

「九鼎鉄板焼」がホリデーシーズン向け新メニュー、スペイン・日本の味を再現

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 台北の鉄板焼き店「九鼎鉄板焼」(中山区楽群三路)が12月、ホリデーシーズンに合わせて異国料理のスペシャルコースの提供を始めた。

「九鼎鉄板焼」がホリデーシーズン向け新メニュー、スペイン・日本の味を再現

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 台湾政府交通省観光局は11月、台湾と海外の観光を目的とした旅行の解禁が2021年第4四半期になる見込みだと発表。そこで、約1年後の海外旅行解禁を待ちきれない台湾人消費者に、台湾に居ながらも鉄板焼きを通して異国の味を楽しんでほしいと、同店副社長で台湾でマルチに活動する日本人タレントの峯岸千尋さんがスペシャルコースを発案。第1弾としてスペインと日本の味を再現したコースの提供を始めた。

 総料理長の廖信翔さんは、台北の有名5つ星ホテルの鉄板焼きレストラン出身のシェフ。コロナ前には日本人客へ料理を提供する機会も多かったという。「日本のコースでは近江牛のA5を使用。リブアイまたはサーロインのステーキやウニと合わせた一品料理やチャーハン、和牛のたたきサラダなど、和牛を8種の食べ方で楽しめる料理を提供。スペインのコースでは、イベリコ豚、イベリコ豚のハム、エビ、タラ、ガリシア式タコ、海鮮パエリアなど、スペインで楽しまれているシーフードをイベリコ豚がメイン」と話す。「伝統的な鉄板焼きの型にはまらず、お客さまにサプライズを届けたい。異国料理を鉄板で表現するのは台北では珍しいスタイル。クリエーティブな料理で、これからも自分たちのオリジナルをどんどん開発していきたい」とも。異国コース第2弾として今後、トルコをテーマとしたコースのメニューも現在開発中だという。

 峯岸さんは「コロナで日本に里帰りできない在台日本人や、長期休暇のシーズンに日本を含む海外旅行へ行けない台湾人の方に鉄板焼きでスペインと日本の味を楽しんでもらい、旅行気分を味わってほしい」と話す。

 日本のコースは、和牛コース=リブアイ1人前3,180元、サーロイン同3,580元、和牛+タラバガニコース=同4,200元(6人前以上より受け付け、3日前までに要予約)、スペインのコースは1人前2,880元。サービス料プラス10%。

 営業時間は、昼の部=11時40分~14時、夜の部=17時~21時。

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