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東方線上、11・12月の消費者調査を発表 プラスチック削減に向け変化

東方線上、11・12月の消費者調査を発表 プラスチック削減に向け変化

東方線上、11・12月の消費者調査を発表 プラスチック削減に向け変化

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 オンライン調査会社「東方線上(東方オンライン)」消費者研究グループが1月9日、11・12月の消費者行動の調査結果の日本語レポートを発表した。調査対象は20歳~59歳の台湾人ネット会員1000人。

東方線上、11・12月の消費者調査を発表 プラスチック削減に向け変化

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 政府が発表した環境保護を目的とする長期的な政策、消費者のエコ意識の高まりを受け、2022年12月より台北市では使い捨てプラカップの使用が禁止に。それ受け、タンブラーやリユースカップの使用に関する調査では、37%が過去1カ月少なくとも1日1杯ドリンクを購入し、62%が1週間に1~5つのカップを使用、26%が過去1カ月、毎回タンブラーを使っていると回答した。コンビニチェーン店、ファストフードレストランは約2~7元の還元制度などによって消費者のマイカップ使用を応援している。2023年にはリユースカップメーカーとの協力を強化し、プラスチック削減に取り組むことを発表した。

 タンブラーを現在使っている、または今後使う可能性がある理由として6割以上の消費者が店舗による割引・キャンペーンを挙げ、その次に5割近くの消費者はプラスチック削減を支持しているためにタンブラーを使っていると回答。使っていない消費者のうち、5割以上は「習慣化が難しいため」と回答。「いつも持ち歩くことが負担になる」という回答が2番目に多かった。

 使い捨てレジ袋の有料化が始まって数年たったが、プラスチック削減政策による使い捨てプラスチックカップの追加購入については、約40%の消費者が「支払いたくない」と回答している。リユースカップの使用を希望する消費者のうち5割以上が環境保護への意識が理由となっているが、リユースカップを使いたくないと考えている消費者は全体の5割ほどを占めている。 そのうち主な理由として衛生面が挙げられている。

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