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台北でLGBTパレード 過去最多の12万人参加、日本からMISIAさんも

LGBT(性的少数者)の象徴である虹色の旗を掲げ、同性愛者に対する差別や偏見の解消を求める若者たち

LGBT(性的少数者)の象徴である虹色の旗を掲げ、同性愛者に対する差別や偏見の解消を求める若者たち

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 台北市内で10月28日、性的少数者(LGBT)らによるアジア最大級のパレード「台湾同志遊行」が行われた。同パレードは今年で15回目。日本からは歌手のMISIAさんがゲストとして参加した。

東京レインボープライドのフロートには、歌手のMISIAさんが参加しパレードを盛り上げた

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 主催した台湾同志遊行連盟(Taiwan LGBT Pride)は「同性愛者らに対する誤解や偏見は、多様な性のあり方に関する教育の不足が要因」と主張。今回のテーマを「教育」と位置付け、学校だけでなく家庭や職場での「開かれた議論」を呼び掛けた。

 台湾では今年5月、憲法裁判所に当たる司法院大法官会議が「現行の法律が同性婚を保障していないのは違憲だ」とする判断を下し、アジア初の同性婚合法化に向けて法整備が進められている。そうした中での開催となったこともあり、今年は台湾内だけでなく20カ国から過去最多となる約12万人が参加した。

 蔡英文総統は、28日午後にフェイスブックでパレードの成功を祈るコメントとともに、「婚姻の平等という方向性は既に確立しており、今後関連の法整備を進める」と発言した。

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