台北メトロ板南線の一部車両で11月3日、台湾の缶コーヒーブランド「伯朗珈琲(ミスターブラウンコーヒー)」のラッピングが施された列車の運行が始まった。車内ではコーヒーの芳醇(ほうじゅん)な香りも楽しめる。
伯朗珈琲のラッピング車両にはつり革に仕掛けがありコーヒーの香りを楽しめる
台湾ではユニバーシアード台湾大会や両庁院のコンサートホール、サンリオなど、民衆にPRするためラッピング列車を運行させるケースが増えているが、「コーヒーの香り」がする車両を運行するのは今回が初めて。台北メトロ構内は飲食禁止ということもあり、飲み物の香りがする同ラッピング列車は注目を集めている。
同ラッピング列車は、台湾のコーヒー業界を率いる金車グループが近々発売する予定の伯朗冷萃黒珈琲(ブラウンコールドブリューブラックコーヒー)のPRが目的。コーヒー缶の形をしたつり革からコーヒーの香りが楽しめる仕掛けのほか、コーヒーをイメージしたイラストを施すなど、嗅覚にも視覚にも訴える広告となっている。
来年1月14日まで運行予定。